星野誠 makoto hoshino

時間を幼稚園児レベルまで遅く進ませたい

2017.12.6

大人になってから、あれよ、あれよと時間がたってしまい気づいたら、「あっ1年が終わってた!」ということがよくあった。現に、何年か前そうだったし、油断すると今でもすぐそうなる。

時間があっという間に進んでしまう原因は1つだけ、単純に毎日の感性が鈍っているからだ。子供の頃は、時間が長かった。1日ずっと砂場で遊んでた。

砂場で遊ぶ、そんな単純なことでも新鮮な経験だから、時間が長かった。1日が長かった。でも大人になっていくと、経験が繰り返しになり、感動もなくなる。

感動がなくなると時間が一気に進む。しらない間に年をとる。

それはちょっと残念だ。できたら、僕は子供の頃の夕日を見ていた濃厚さで死ぬまで時間を過ごしたい。今年は、しっかり1年を長く過ごせたかな? 今、しっかり時間を長く過ごせているか。常にそう問いかけるようにしている。

思うに、時間が一気に飛んでいってしまうのを防ぐ方法は1つ。

人生に「はじめて」を取り入れることだ。

「はじめて」は人生で最高の経験だ。

いくつになっても、「はじめて」を常に人生に取り入れる。同じ一年でも「はじめて」を多くするもしくははじめてのように人生を生きることが、時間を遅くすすませるコツ、充実感、いってみると幸せのコツだと思う。

ここ3年、自分の中の「はじめて」に挑戦したから、自分の中の時間の進みを、再び小学校レベルまで遅らせることができたけれど、来年も引き続き時間を遅く進ませる努力をしていきたい。

できたら幼稚園レベルまで。

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