星野誠 makoto hoshino

日常 VS 旅 「故郷」と「旅」と「現実」と

2020.5.31

日常 VS 旅「故郷」と「旅」と「現実」

このことについて野口さんの超文章法にとても面白い記述がある。

冒険物語は必ず

1、故郷を離れて旅に出る

2、仲間が加わる

3、敵が現れる

4、最終戦争が勃発

5、故郷へ帰還

というようなストーリー展開をして、

故郷とは日常生活で、手に汗を握る事件が発生する余地がない。旅とは、日常生活からの訣別で、日常生活から離れてこそ面白い物語を展開できる。

そして、途中色々とあって、最後にまた故郷に戻るのというのが非常に重要で、故郷に戻ることによって、物語が「ためになる」ものになる。旅という日常生活の経験を、現実生活で応用できるものに変換する必要があるから、必ず故郷へ帰還することが重要になると。

この部分以外も、「超」文章法 野口 悠紀雄 (著)  文章法というものを超え、とっても面白い本だ。

 

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