『Yesterday 』 飲めるもんなら、一度は飲みたい毒水。
毎週木曜、今週見た映画は『Yesterday』
鳴かず飛ばずのシンガーソングライターが、突如ビートルズが消えてしまった世界で、ビートルズの曲を自分の曲として発表して、世界のスターとしてのし上がっていくストーリー。
実在の人物を題材にしたクィーンのフレディの『ボヘミアンラプソディー』や、エルトン・ジョン の『ロケットマン』などとは全く違う趣向ながら、実際のイギリスのミュージシャン、Ed Sheeran(エドシーラン)などが出てきながらも、ほのぼのと進む。
映画の中では、ミュージシャンにならなかったため暗殺を逃れ生き続けている80歳ぐらいの船乗りのジョン・レノンが出てくる。そして、船乗りのジョンは、主人公のジャックに、素晴らしい人生だったと人生を語る。その話を聞き、「名声と富と栄誉」の超上昇気流から、脱出。富、名声、栄誉から無縁の安定した幸せを手に入れるという話。
今の自分だと、自分の生活にはないないものねだり「名声と富と栄誉」の超上昇気流の渦にとっこんだ『ボヘミアンラプソディー』や『ロケットマン』のほうが圧倒的に面白かった。
が!!!しかし、
自分が、おじいちゃんになったら、人生やっぱりこっちだよ!こっち!と思うのかもしれない。そんな映画だった。
ささやかでも本当に幸福な人生をとるか、毒水を飲むか。
時代がどんなに変わっても、何度でも直面しそうな話題だ。
飲めるもんなら、一度は飲みたい毒水。
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