「遊びをせんとや生まれけむ」梁塵秘抄
「遊びをせんとや生まれけむ」
これは、平安時代の流行歌「今様歌謡」集、「梁塵秘抄」の中の有名な歌の一説。
「遊びをせんとや生まれけむ」この歌を歌ったのは、当時、女性が男装しながら踊るというのが流行っていたようで、そのスタイルで各地を回っていたと方々だったという。
遊びをせんとや生まれけむ
たわぶれせんとは生まれけむ
遊ぶ子供の声聞けば、
我が身さえこそゆるがぶれ
自分は、この歌がとっても好きだ。
自分は眼鏡屋をやっている。
仕事としてやっているので、もちろん利益をあげるのが目的なのだけれど、それよりも、もっと単純に、自分自身がもともとメガネが大好きで、その楽しさを色々なところで、享受していたので、多くの人にもメガネを楽しんでもらいたい。さらには多くの人にもっともっと人生を楽しんで欲しい。そして、自分ももっともっと人生を楽しみたい。そんな単純な心から。
なので、スタッフなどにも、とにかくお客様と楽しむことを第一に!などと言っているのだけれど、これって自分の中にも、遊び、つまり余裕がないと生まれない。
つまり、日々の業務がウダウダ〜、日々の商品UPがウダウダ〜、など色々なことを言いすぎて、お客様と遊びを持って楽しんで!なんて真逆なわけだ。
「遊びをせんとや生まれけむ」
とにかく今一度「多くの人にもメガネを楽しんでもらいたい!」それだけを常に最優先にし、毎日仕事をしてもらうようにしよう!