星野誠 makoto hoshino

「20:60:20の法則」

2021.2.1

苦しい状況に陥ったり、世の中が予期せぬ変化に陥ったりすると、だいたい自分ができないことをやろうとして失敗する。9割のできないことにパワーを使うのでなく、できることが1割しかなくても、そこに全神経を集中し、行動していくほうが間違いない。とはいえ、これが簡単にできたら苦労はない。

苦しい状況に陥ったりすると、やれマネジメントだとか、あいつが悪い、こいつが悪い。この状況で、なんでこんなこともできないんだ?などなど不平がどんどん出てくる。

これは自然の摂理ともいわれる「20:60:20の法則」の結果なのだろうか。

「20:60:20の法則」20%は状況がよくても悪くても、不平不満もいわず自発的に行動する人。後ろの20%は状況が良かろうが悪かろうが、常に不平を言って受動的無人。真ん中の60%は状況によってどっちにも傾く人。

仮に、不平不満をいう20%を取り除いたり、良いほうの20%を取り除いたりしても、良い方も悪い方も、必ず新たな20%が産まれていくというのが自然の摂理らしい。なので、いつまでたってもこの比率はかわらない。

この20:60:20の法則は、AIの飛躍的な発展によって、今まで仕事とされていた簡単な作業が軒並みなくなっていくと言われているけれど、それでも産まれ続けるのだろうか?

パコ・ムーロの本「なぜ、エグゼクティブはゴルフをするのか?」の中に以下のような一文があったが、

「もし社員全員が、指導力と野心を兼ね備えた優秀な起業家だとしたら、簡単な作業をする役が誰もいなくなってしまう」

これもAIが世の中の主要な部分を回し始めたら、AIが仕事をする前は、そんなことを言っている時代もあったね!などそんなことになるのだろうか。

 

 

 

 

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