星野誠 makoto hoshino

アラスカで観光案内。アメリカでタクシーの運転手。「ユニークな体験」と「人生におけるAwe体験」

2020.10.30

本日、ご紹介する本は「科学的に幸せになれる脳磨き」著者の岩崎さんは、昨年自分も通っていたブックオリティという出版セミナーの先輩。

自分はインド哲学科だったし、中学のころから哲学書や思考、心や脳の分野の本が好きでよく読んでいるのだけれど、まず「脳磨き」という題名が素晴らしいし、内容も大変よくまとまっていた。

 

個人的には、特に「共感力」と「Awe体験」と「心の安全基地」の箇所。

 

まず本文より抜粋

「共感力、人の気持ちに寄り添える人は未来予測の脳回路が鍛えられる」

 

自分が日頃、人生で大切にしているのは1つ、ユニークな体験。

人生で、ユニークな体験をしてきている人は強い。例えば、アラスカで観光案内をしていて、数年間は、中国の奥地で日本語を教えて、アメリカではタクシーの運転手、ロシアで建築現場の労働者、その後ウォール街でも働いたなど、そんなユニークな体験をしてきた人は強い。

ユニークな経験をすると、否応なしにある程度の社交性は生まれるし、協調力だって生まれる。自分で決断していくわけだから、ある程度の意志力も生まれる。多人種の中で生活してれば、ある程度他人のことを思えるようにだってなるし、こんな状況では相手は、何を思い、何を感じ、どんな行動をとるのかが、予想できるようになっていく。ユニークな経験をすると、様々なことに対して共感する力が生まれる。

共感できるようになると、

「人の気持ちに寄り添える人は未来予測の脳回路が鍛えられる」

 

 

次の本文より抜粋の「Awe体験」

「Awe(オウ)体験とは、つまり大自然の雄大さや広大さを前に、自分の小ささを感じる体験のこと。そんな体験をすると、人は、自分の自我(エゴ)を少なくし、謙虚な気持ちを起こす」

 

こちらも個人的にも、日頃人生で大切だと思っていることの1つ。自分もAwe体験からくる謙虚な気持ちは実体験として経験したので、間違いない。

例えば自分の場合、このAwe体験、学生時代だとインド、最近だとエベレストや南極に行った時にした。

数年前エベレストの登頂に挑戦していた時、その挑戦の中で、あるヒマラヤの山、チョーオユー(8,201m)というところに行った。その時に、5800m以上の自然の雄大さ、広大さ、厳しさの中で、順応に苦戦し、本当に自己崩壊ギリギリぐらい苦しんだのだけれど、この時に夜うなされながら最終的に感じたのが「感謝」という感情だった。

というか「感謝しなければ、もうやっていけない、今苦しんでいるこんな状況にありがとう!」そういう思考でなければ、精神的にやっていけない状況になって、いわば自己防衛から「感謝」という感情になった。またアラスカに行ったとき、登山の帰りにクレバス(氷河や雪渓などに形成された深い割れ目)が開きまくってて、恐怖に慄いた時も「いつクレバスに落ちてしまうかわからない、こんな状況にありがとう!!」という「感謝」という感情が自己防衛的なところから、また出てきた。

こういった経験をすると、正直、どんな傲慢な奴だって「エベレスト登ってすごいですね!」なんて言われても、「いえいえ、本当すごくないんですっ」と本心から思うようになるだろう。感謝と謙虚さ。これは、本当のAwe体験に直面した人であれば、誰であっても間違いなく感じる感情だろう。

とはいっても、人間というのは、幸か不孝か、そんな貴重なAwe体験もほっておけば、すぐ過去のこととして忘れてしまう動物のようなので、自分は定期的にこの「自分にとってのAwe体験」をするように自分に課している。今も自分は新たに「再び心から謙虚になるための新たなAwe体験」として、17時間ほどぶっ通しで泳ぎ続ける「津軽海峡単独横断」や、その他世界7大陸の海峡横断を目指し、週20kmほど泳いでいるところだ。

定期的な人生でのAwe体験は間違いなく、心にも体にもいい!!

 

次、「心の安全基地」本文より抜粋

「どんな環境の下で育っても温かみのある人間関係さえあれば、人は幸せになれる」

これも本当に間違いないと思う。自分は、インドからチベット、ジャカルタ、香港など、今までおそらく50か国ほどで遊んできたし、様々な人と交わってきたけれど、これはどこの国でも、間違いなかった。どんな環境の下で育っても温かみのある人間関係さえあれば、人は幸せに生きていた。灯りがなくロウソクだけで生きているような人も、温かみのある人間関係があれば、本当にみんな幸せそうで、はじけるような笑顔だった。温かみのある人間関係は、友達100人など数ではなく、たった一人でも気持ちを本当に分かちあえる人がいればいい。逆にどんな恵まれた環境の下でも、温かみのない人間関係の中では不孝そうだった。多くの人に囲まれていても、本当に気持ちがわかちあえる人がいないと不孝。これも、たくさんの人を見て感じた。

 

自分は現在、娘3人、息子一人のパパなのだけれど、子供たちが、何をやらかしても「子供たちにとって、条件を付けずに無条件の愛を注ぎ続けてくれる存在」になりたい。いわば、それだけを目指しているのだけれど、まあ、これが、本当に、本当にっ、本当にっ、本当にっ難しいのだけれど(笑)

無理やりの勉強、学校、塾、受験などには、まったくなんの価値もないと思っているけれど、日頃から脳の使い方だけは、ぜひ娘、息子たちだけには伝えたい!!そして、自分も、これからも脳磨きを怠らないようにし、人生も磨き続けようと改めて思った「脳磨き」

今回あげた箇所以外も、他にも、ああ!!そうそうということか!と日頃の体験をうまく脳科学的に説明してくれている箇所がとって多かったので、

「科学的に幸せになれる脳磨き」オススメです!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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