星野誠 makoto hoshino

スピードに価値があるのは時間に価値があるからであり、時間に価値があるのは寿命に限りがあるからだ

2020.7.28

Lobsterr Letterという、ものすごく面白いメルマガ(しかも無料)があるのだけれど、今週のメールに以下のことが書いてあった。

「多くのテクノロジーが時間効率の改善に取り組んでいるが、スピードに価値があるのは時間に価値があるからであり、時間に価値があるのは寿命に限りがあるからだ。このように、多くのテクノロジーは希少性をなくすために開発されているが、その希少性の根源をたどると「死」に行き着く。この希少性をなくすこと、すなわち寿命を伸ばすことこそが、最も重要なテクノロジーといえる。わたしたちに足りないのはナラティブであり、イーロン・マスクのようにストーリー・アーク(拡張的なまたは継続性のあるストーリーライン)をもつ人々がもっと必要だ。すべてのテック企業は、メディア企業になるべきだ。ウェブアプリを通じて得た資金を火星に向かってつぎ込み、恥じらいなく大きな夢を語る必要がある」

参照:Lobsterr Letter

上記の元記事がこちらのリンクのBalaji S. Srinivasan「The Purpose of Technology」だと思うのだけれど、こちらにも面白いことが書いてある。

「結局のところ、スタートアップをすることのポイントは、あなたが買うことができない何かを構築することです。お金ではまだ火星への旅は買えない。SF(たとえディストピア的なSFであっても)はインスピレーションを与えることができますが、科学者、エンジニア、創業者、資金提供者は、そのようにインスピレーションを与えられた人々は、技術を伝道することよりも、技術を構築することに夢中になっていることが多いのです」

面白いなあ。これからの時代は本当に、面白い時代になりそうだ。

 

 

 

 

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