星野誠 makoto hoshino

「ムーンショット」とスペースX 

2020.6.15

スペースX、スターリンク衛星の9回目の打ち上げに成功。58機を投入成功したとのこと!!すばらしい!!!

 

1961年、アポロ計画の支援を発表したケネディ大統領の演説

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We choose to go to the moon in this decade and do the other things, not because they are easy, but because they are hard, because that goal will serve to organize and measure the best of our energies and skills, because that challenge is one that we are willing to accept, one we are unwilling to postpone, and one which we intend to win, and the others, too.

我々が10年以内に月に行こうなどと決めたのは、それが容易だからではありません。むしろ困難だからです。この目標が、我々のもつ行動力や技術の最善といえるものを集結しそれがどれほどのものかを知るのに役立つこととなるからです。その挑戦こそ、我々が受けて立つことを望み、先延ばしすることを望まないものだからです。そして、これこそが、我々が勝ち取ろうと志すものであり、我々以外にとってもそうだからです。(wikipedia より)

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1969年の終わりまでに人間を月面に着陸させるケネディ大統領の挑戦、アポロ計画に費やした金額は254億ドル、現在のお金で16兆に相当。連邦予算の4パーセント近くがアポロ計画に充てられていたという。1969年アメリカは、そこまで本気だったのだ。

その後は国家としてより重要な優先事項があるのに、巨大プロジェクトを遂行するのは非良心的であると批判を浴びプロジェクトは終わってしまったが、その時代再びか!!

ただ、このこのような破壊的イノベーションの創出や従来の延長にないより大胆な発想に基づく挑戦的な研究開発が、ムーンショット「厄介な問題にエネルギーとリソースをつぎ込むこと」とバカにされる傾向にあるのは、本当に残念だ。

世界は、どうしたって、壊れていくわけだし、目の前のことばかり追っていても革新的なことなんてできるわけない。良いことだって、悪いことだって、周期なわけだし、馬鹿げているなどいわず、どんどん狙っていけばいい。

ハーバードビジネスレビューが優れた「ムーンショット」には3つの要素があると書いてあった。

1、人を魅了し、人を突き動かすものであること

2、ただの過大な目標でなく、信憑性があること

3、今日起きていることのただ延長したものでないこと

未来から逆算して立てられた、斬新な、困難だが実現すれば大きなインパクトをもたらす壮大な課題、挑戦「ムーンショット」 いまこそ優れた「ムーンショット」を掲げるジェフベソスやイーロンマスクなどのイノベーターがもっともっと支持されるべきだ。

 

 

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