星野誠 makoto hoshino

映画『人間失格』の宮沢りえ が美しすぎ。子を持つパパとして切なすぎ。

2019.10.3

映画『ジョーカー』と『ジョン・ウィック3』はまだやっていなかったので、

久しぶりの邦画、蜷川実花監督の『人間失格』を見た。

太宰治の人間失格を原作にしたものじゃなく、

太宰治と3人の女性との関係を実話を基に描いたフィクション作品。

 

 

前評判がそこまでよくなかったので、期待してなかったのだけど、よかった。

まずは、蜷川実花監督の映像はやっぱり綺麗!

青とか赤とか、映画の中の隅々までセンスいい!実際に映画の中のようなインテリアで、

お店作ったら絶対カッコイイと思うので、今度何か機会あったら、

蜷川実花監督の世界感を真似してお店を作って見ようと思う。

あと、太宰治役の小栗旬の最初のほうの和服の着こなしが超ゼツ、カッコイイ。

さらに主演の女性がとてもいい。

 

津島美知子:宮沢りえ

太田静子 : 沢尻エリカ

山崎富栄 : 二階堂ふみ

 

沢尻エリカ 二階堂ふみ  は安定、さすがにいいのだけど、

個人的に圧倒的に一番よかったのは、宮沢りえ。

もう美しすぎて、切なすぎ!!

特に終盤のシーン。

3人の子供を一人で見て、散らかり放題ゴチャゴチャの家。

妹さんが亡くなり、お葬式に行っている最中に

太宰が愛人(二階堂ふみ)を呼んで、子供たちの世話と、

部屋をすべて綺麗に掃除して帰っていく。

帰ってきた宮沢りえが、それに気づき、もう無理とばかりに泣く姿など。

 

たぶん、この映画に共感する男性や女性も少なからずいるんではないか?

途中は色々なことがフラッシュバックして重なって、

切なくなればなるほど、うちの奥さんの顔や自分の子供の顔が何度も何度も

浮かんできてしまう映画だった。

 

女性系の遊びはしないけど、自分のやりたいことを追い続け

家族をないがしろにする子を持つパパ。

世間で、良い旦那といわれず、愛想をつかれはじめている世間の旦那様。

ぜひこちらの映画を一度ご覧あれ!

 

 

 

 

 

 

 

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