星野誠 makoto hoshino

何はともあれ、光の強いところでは影も濃い。

2019.5.31

苦労もなさそうな社交的なゲーテをして、

よく幸福だったといわれているが、

75年の人生は苦労と仕事以外のなにものでもなかったらしい。

75年のなかで本当に幸福だったときは一ヶ月もなかった。

石を上に押し上げようと繰り返し永遠に転がしているようなものだったといっている。

目をそむければ暗いことはきえてなくなるだろうと思っている人を楽天的とはいえない。

暗いところに目をむけて、それでも自らの血肉に変えられる人を楽天的というのだろう。

涙とともにパンを食べたことのない人には人、生の本当の意味はわからない。

ベットの上で泣きあかしたことのある者でなければ、人生の本当に安らぎはわからない。

暑さ寒さに苦しんだものでなければ、人間というものの値打ちはわからない。

苦悩の大きさで人は成長する。苦悩を一切味わったこともない人と

苦悩を切り抜けてきた人で人間の大きさがかわるのは当たり前だ。

数百億の借金で苦しんだ、社員を1000人かかえて苦しんだ。

そんな人とただただお金をもらっている人との考えや人間性が同じわけがない。

何はともあれ。どんな人生であっても、人生はいいものだ。

そういえる最期でありたい。

光の強いところでは影も濃い。鉄の忍耐、石の辛抱。

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