星野誠 makoto hoshino

令和になって詐欺多発。負けない生き方

2019.4.8

詐欺をする方も時代に敏感。

現在、新元号「令和」への変更に関連した詐欺が多発しているよう。

たとえば、メールで携帯通信サービス各社を騙り、

・新元号に伴う料金改定
・新元号キャンペーン
・キャッシュバックキャンペーン

など装い詐欺サイトに誘導、IDやパスワードを詐取。

銀行などと称し、手紙や電話で、

・元号が変わるのでキャッシュカードを変更する案内

もっともらしい口実でキャッシュカードを送付させる。

などなど。皆様も気を付けましょう!

 

さて、たまたま読んだ20年無敗のプロの雀士、桜井章一さんと

プロの棋士、羽生善治さんの対談記事を雑誌「到知」で読み、

様々な箇所大変勉強になり、やはり!と納得。

 

例えば、

「めちゃめちゃ追い詰められた状況を楽しんでいく。そういうところに充実感なり、

生きてる実感なりを得られるんだなと思うんです」(羽生さん)

「そうそう、この局面だったら皆まいっちゃうよなって時に、

どうにかしのぐっていうのが楽しいし、やっぱり本当の強さだと思うんですよね」

(桜井さん)

 

自分がお会いした世界で一流と呼ばれる方はすべての人がこうだった。

プロはアスリートでも、音楽家でも、どの世界でもやはり共通、

「難局をいかに楽しめるか」というのが本当のプロの条件というのは間違いないようだ。

さらに自分が感心したところを抜粋

 

「生き様。羽生さんは、日常生活がちゃんとしているはずなんです。

普段くだらないことをやっていて、金儲けの時だけ頑張ろうという社長とか、

野球の時だけちゃんとやろうとする野球選手はいっぱいいる。

けれども、将棋の時だけちゃんとしている人だったら、

羽生さんは羽生さんになってないはずですよ」(桜井さん)

 

「以前桜井さんは、負ける時の99%は自滅とおっしゃっていて、

言われてみれば確かにと納得しました。

こうやったら負けるなと思うのは実は相手の思考でなく、自分の思考なんですね

自分で考えて自分で負けてるんですよ」(羽生さん)

 

「私はきょうまで将棋を続けてきて、1つのことに対して、

10年、20年、30年と同じ姿勢え情熱を傾け続けられるのが才能だと思っています」

(羽生さん)

 

「僕は損したほうが面白いと思う。損得でいったら明らかに損。

普通の人だったらこんあバカやらないよなってバカをやって、

自分を落としてみるのが好きなんですよ」(桜井さん)

 

さらに桜井さんのさすが!だと思うお言葉がこちら

「僕は駐車場に入ったら必ず落っこちているタバコの吸い殻を拾うんです。

それはよいことをしようっていう良心で拾うんじゃない。

ホームレスの気持ちになって自分を律するため。

浮かれそうになる自分を叱って、自分にかえるため。

自分を落として、自分の原点に返って、またやるべきことを精一杯やるんです」(桜井さん)

 

そして、最後に興味深いことを羽生さんがおっしゃっていた。

「よく頑張って下さいって言われることがあるでしょう。その時に素直な気持ちで、

ありがとうございますといえる時って大体いい状態なんです。

いや、そんなこといったってもう十分頑張っているよって思うときは、あまりよくない」

これは、自分がエベレストに登っているとき、まさに同じ感じで、

「頑張って」とか「やればできる」系ソングを聞くと

「いわれなくたってやってるわ、頑張らなきゃ登れねえし」って

無性にイラついていたのだけれど、

つまり自分はやっぱり限界ギリギリだったってことなんだ(笑)

でも、この同じ状況を羽生さんほどの方も日々感じているというのを知り、

それだけでうれしくなりました。

 

達人お二人のように、自分の状態がいいのか悪いかのを客観的に見れるようにし、

自分なりの方法で自分の原点に返る自分を律していこう!

 

参照 2017年10月(到知 負けない生き方)より

 

 

 

 

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