死ぬまでアホでいてくれ。
以前、三浦豪太さんの日経新聞のコラムで、
『「アホ」や「バカ」になれるのは情熱の表れである。僕がインタビューした人たちはそれぞれ情熱にあふれ、行動し、新しい分野や境地を開拓した人たちであった。星野さんもまさしくそんな人』
と書いていただき、三浦さんにそういっていただいたことがとても嬉しく、
今もその記事は心の宝物にしているが、最近アホになれない。
何かを始めるっていうのは、パワーがいる。しんどい。
別に何もはじめなくても、どうってことなく生活できちゃう状況だとさらに。
ただ何も始めないということは、じつはさらにしんどい。
すでにできることをやっても楽しくない。
そんな状況のまま、何にも挑戦しないと、
だんだん喜びを感じられなくなる。
ほとんどのことに楽しみを感じられなくなる。
新しい境地を開拓するということは、いままでの自分と違うことをするということ。
過去のできる、できないで判断しないってこと。
過去の自分を超えていくことだから、
年齢や経験関係はまったく関係なくて、
毎回、崖から飛び降りる感じ。
何かを始めるとき、先の先まで考えちゃうと何もできない。
過去の自分でじゃなく、
未来の自分で生きてくれ自分。
情熱にあふれ、行動して、死ぬまでアホでいてくれ自分。