星野誠 makoto hoshino

『フィルターバブル filter bubble』と小さい頃から進学校

2019.2.25

時代テレビは一切見ない、見るのは好みのYOUTUBEだけという人もまったく珍しくない。

さらには、ニュースも、ピンポイント。

勝手に自分にあったニュースだけスマホのアプリが選別して届けてくれる。

フィルターバブル、自分に心地よい情報だけに浸れる時代。

 

『フィルターバブル filter bubble』
「インターネットの検索サイトが提供するアルゴリズムが、各ユーザーが見たくないような情報を遮断する機能」(フィルター)のせいで、まるで「泡」(バブル)の中に包まれたように、自分が見たい情報しか見えなくなること      (参照wikipedia)

 

見たくない情報を遮断でき、見たい情報だけ見れる時代。

とっても便利な判明、ある意味とても排他的な時代、

自分と価値観のあわない人の痛みは、感じにくくなっている。

さらには、簡単に洗脳されやすい世界だ。

 

そんな時代だからこそ、

自分に興味のないものや、まったく考えも違う人の思考も

時にとても重要だ。

 

それは子育てにもきっと言えて、

うちの子はまだ小学生なので、あまりないけれど、

子供は特に周りに影響される、周りにいる友達や環境がとっても大事だから、

早いうちから、優秀な子が集まる進学校へのような話題。

人は環境に影響される。これは確かに絶対に間違いない。

けれども、小さいうちから、レベルも考えも同じような人の集まりにいれるより、

若いうちは「なんだこいつは!まったく話が通じない!」という奴や、

まったく価値観を共有できない人とも出くわすような

多種多様な人材の中に放り込まれるほうが絶対良い。

 

突然海外の学校に放り込まれて、孤独感マックスになるとか、

自分の価値観外のことに触れたり、話の通じない相手と対面することは、

人格が崩壊しなければ、時にとっても重要だ。

色々な人がいるもんだ、というのがわかった上で、

学校に行かない、その後は、あるコミュニティだけに

絞り込んで行くというのは全然ありだ。

 

社会に出て、自分で仕事を作れさえすれば、

いくらでも、好き勝手に自分の相手は選べる。

自分のコミュニティだけで居心地よくやればいい。

ただ、それでも、時には外をみる、他も見る。

定期的にそういった時期は絶対に必要だ。

 

『学校で学んだことを一切忘れてしまった時に、なお残っているもの、それこそ教育だ。』

(アインシュタイン)

 

 

 

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