星野誠 makoto hoshino

人間というのは、自分のためだけに生きて、自分のためだけに死ぬというほど強くはない。

2019.2.24

じつは最近、

行きたい場所もない、

食べたいものもない、

夢中になるものもない、

何をやっても幸せを感じられない、

何をやっても喜びを感じられない、

何をやっても達成感を感じられない、

そんなどうしょうもない時期がつづいていたんです。

これから、20時間ぶっ通しで泳いで世界の7つの海峡を渡るとか

そういったことも考えたんですが、いまいち心が反応しない。

 

そんな時、今日目にした三島由紀夫さんの言葉にハッとしました。

「人間というのは、自分のためだけに生きて、

自分のためだけに死ぬというほど強くはない。

人間は何か理想なり、何かのためということを考える。

それが昔言われていた大義というものです」

 

偶然と必然は紙一重。

今日たまたま読んだ本で見たこの言葉も偶然です。

ありがたいことに自分は、まだ自分の魂の叫びをかろうじて聞けるよう。

今日たまたま開いた本ですが、

この本を開くという一歩でさえ、この小さな一歩でさえ、

ただ小さな一歩を踏み出さないとはじまらない。

 

今40歳の自分の40代の流れとしては、42、44、47が

自分の節目だと、ある方にいわれました。

 

42才 大きく状況が動く時

44才 悩み多く乗り切る時期

47才 大きく状況が動く時

 

50歳むかえる前に三島由紀夫さんの言葉の方向に舵を切れるか。

「人間というのは、自分のためだけに生きて、

自分のためだけに死ぬというほど強くはない。

人間は何か理想なり、何かのためということを考える。

それが昔言われていた大義というものです」

 

三島由紀夫さんのこの点が、40歳から本当の自分の人生をスタートできるか。

 

孔子の論語
三十而立、        (30 立身  身を立てる)
四十而不惑、       (40にして惑わず)
五十而知天命、      (天命を知る)
六十而耳順、       (耳に順う  人の言葉を素直に聞けるようになり)
七十而従心所欲、不踰矩  (思いのままに従っても道理を外すことがなくなる)

 

先人の大先輩方の教えに従え、人として立てるかどうか、

さらには今後の人生の幸福感という点でも、

40からの人生の過ごし方が大変重要に、

大変重要な部分になってきそうです。

 

 

 

 

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