星野誠 makoto hoshino

高所順応と人生の順応

2018.4.17

高所登山をするとき、順応もなしに8,000mなんていったら、すぐ死んでしまう。

突然8848mを目指しても、体が対応できず、すぐに死んでしまう。

だから高所登山は、本当にコツコツ、3000m、3500m、4000m、4500mと

徐々に徐々に高度をあげ体を慣れさせていく。

もちろん、本当は山頂まで、目標一直線でいきたい。

一気に山頂まで行ってしまいたい。

でも順応もなしで突っ込んだとしたら、

万万が一運良く山頂まで到達できたとしても、下山で死ぬのがオチだ。

だから、高所登山では、この一見地味な焦らず焦らずの動作が本当に重要だ。

もちろん、山頂を意識しないとそこへは絶対に到達できない。

気づいたら山頂だったなんてことは絶対ない。

だから、山頂を常に意識するのは必要だ。

 

これって、人生も同じで、

段階をすっ飛ばして一気に頂上を目指しても、道半ばで朽ち果ててしまうかもしれない。

万万が一到達したとしても、下山できず、結局、すべてを破壊してしまうかもしれない。

 

人生も登山もアプローチは、コツコツコツ。

常に到達したい山頂を意識しながら、焦らず焦らず、コツコツコツコツ。

これが何においても重要なのかもしれない。

 

焦りがちな我が人生。

焦らず焦らず、行きたいものだなぁ。

 

 

 

 

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