星野誠 makoto hoshino

常に口角をあげておくんだよ。

2018.3.10

うちの祖母がなくなった。

90歳だった。死因は老衰。

大往生だったと皆、口を揃えていっていた。

 

ここからは、おばあちゃんで。

うちのおばあちゃんは、いつもニコニコしている人だった。

うちの母は、そんなおばあちゃんを見ててか、

小さいころから、ことあるごとに自分に

「どんな時でも口角をあげておきなさい。幸せになるから」

と言っていた。

 

だから小学生頃から自分は、常に口角をあげておくことを意識するようになった。

時にヘラヘラしてると思われた。

いや、時にじゃなく、結構ヘラヘラしてると思われた。

でも口角をあげていた。笑っていた。

 

結果今39歳になる自分は、普通にしてても自然と口角が上がっている。

口角をあげておいてよかった。

小さいころからそうやって口角をあげるようにしておいてよかった。

今思えばだけど、とってもよかった。

自分は運がいい。実際にかなり運がいい。

たぶんこの運も、口角があがっていることからも来ている。

 

おばあちゃんの話に戻るけれど、

おばあちゃんは、本当に1度足りとも、子供達をしからなかったらしい。

声を荒げることも一切なかったらしい。

僕には、起業家、破茶滅茶度、ぶっ飛び度、生き様、すべてで、

すっごくイっちゃってて本当に尊敬するおじさん(母の弟)がいるんだけれど、

若い頃から、相当なやんちゃをしていたおじさんを一切しからなかったらしい。

どんな時も子供を信じていたと、おじさんは言っていた。

そして一切声を荒げたことがないと。

すべてを許容する。なかなかできることじゃない。

本当になかなかできることじゃない。

この包容力が、おじさんの一部を作っていたのかもしれない。

 

あとおばあちゃんは、100カ国以上の国に行っていた。

しかも今の時代じゃない。おばあちゃんの時代でだ。

おばあちゃんに会うと、いつも違う国の写真を見せてくれた。

旅行が大好きな、とっても優しいおばあちゃんだった。

 

 

 

 

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